色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならん
松川先生の掛け花入れなどを傍らにしてみると、なにか花草を入れたくなってくる、そんな風情があってそれはきっと普段から、先生がおもてなしをするとき生きた花を手折ってくるということに心を配っておられるためかとか、そんなことを考えつつ 命のこと、毎日で私達のまわりにある有象無象の儚さををいろは歌にのせて教えていただいたことなどを思いだし、先生の日々いただくお食事だけでなく、雨の匂いや けむる山々 そのときそのときをあじわうということのありがたさが作品のたたずまいとなって私にも伝わってきているだろうか、などということを感じております。
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず
ご挨拶にかえて ギャラリー創炎より
